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病気の話

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ノミ・ダニにご用心!(2006.7月号)

2007.09.01

これからの季節、ノミとダニには注意が必要です。ノミは高温多湿な環境を好みますので、春から夏は繁殖しやすい季節となります。しかし、最近ではエアコンなどで室温が一定に保たれているために一年中ノミが繁殖可能となり、冬でも油断は禁物です。
また、ダニは草むらなどに潜んで動物に寄生するチャンスをうかがっています。土のあるところはどこにでもいる可能性がありますので、お散歩の時には草むらをさけるなどの注意が必要となります。
ノミとダニは吸血されるとただ痒いだけでなく、他にも恐ろしい病気にかかる危険があることを理解し、十分に注意しましょう。

ノミ
 ノミは成虫、卵、幼虫、サナギそして成虫というライフサイクルを繰り返します。まず動物に寄生した成虫は、ほとんど動物の体から離れずに吸血と1日20~50個の産卵をします。動物の周りに落下した卵は地上で幼虫になり、何回かの脱皮を経てサナギから孵化して成虫へとなります。成虫はまた動物に寄生し、同じライフサイクルを繰り返します

 症状
 ノミによる吸血が繰り返されると、ノミの唾液に含まれる物質によりアレルギー皮膚炎を起こす可能性もあり、湿疹や激しいかゆみ、脱毛などの症状を起こします。更にノミに吸血されたところを何度も掻きむしった傷に細菌が入り、化膿してしまうこともあります。
また、大量にノミが寄生すると特に子犬や仔猫では貧血を起こすこともあります。他にも、内部寄生虫の条虫(サナダ虫)や人にも被害をもたらす「猫引っかき病」を媒介します。「猫引っ掻き病」は猫から猫へ伝播し、猫には症状が現れませんが人にはリンパ節が腫れて発熱や頭痛などの症状を引き起こします。
 
ダニ
 ダニは一回の産卵で2,000~3,000個を地上で産みます。およそ17~30日で孵化した幼ダニは動物に寄生して吸血し、脱皮するために地上で生活します。その後何度か同じ事を繰り返し、若ダニから成ダニへと成長していきます。なんと成ダニは吸血すると体の100~200倍の大きさにもなります。
 マダニは動物のカラダ全体に寄生しますが、特にまぶたや耳、胸、内股、肛門のまわりなど、やわらかく、毛の少ない部分を好んで寄生する傾向があります。また、温度の高い方へ移動する習性があるため、食いついた時に体の奥へ食い込みます。

症状
 体に寄生すると激しいかゆみを伴い、無理にダニを引き剥がすと口の部分が皮膚に残って化膿してしまうことがあります。さらにやっかいなのは、マダニが「バベジア」という寄生虫(原虫)や細菌などを媒介することです。特にバベジア症候群は犬の赤血球を破壊し、生命に危険を及ぼす危険性もあります。

ノミ・ダニの駆虫
 お散歩から帰った後にはペットの体をよくチェックしてあげましょう。また、ブラッシングも忘れずにしてあげてください。もし、ノミ・マダニを見つけてもつぶしてはいけません。メスの成虫はお腹の中に卵を持っていますので、つぶすと卵が飛び散ってしまいます。消毒用エタノールをしみ込ませたガーゼをあてて駆虫するといいでしょう。

ノミ・ダニの予防
 予防・駆除剤には、親虫を即座に殺せるもの、生まれた卵が孵らないようにするもの、その両方の効果があるもの、体に滴下するもの、内服するものなど様々なタイプがあります。このように効果や使用方法に違いがありますので、適した方法を選んでノミ・ダニからあなたのペットを守ってあげましょう。

 

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