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病気の話

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子犬・子猫を迎えたら

2014.08.16

初めての方も再びの方も、新しい子を迎えることは楽しみで嬉しいことです。
可愛らしい子犬や子猫の仕草は何時間でも見ていられますね。小さいからこそ、今後健康に成長し過ごすためにも必要なことが沢山あります。
今回は子犬・子猫の時から始める様々な予防についてお話します。

☆まずは、迎えてから1週間は、お家で様子を見て下さい。
 元気、食欲、便の状態をしっかりチェックしましょう!異常があれば診察を受けて下さい。

☆混合ワクチン(犬・猫)
当院で扱っているワクチン:犬は5~9種、猫は3、5、7種があります。

☆狂犬病予防接種(犬)
生後3ヶ月以上の犬は1年に1回、狂犬病予防接種を受けなければなりません。
初めて接種するとき、自治体への登録も一緒に行います(登録は一生に1回です)。
混合ワクチンが終了してから接種することが多いです。ただ、行政の手続きの都合もありますので、接種の
時期に関しては獣医師に相談して下さい。

☆フィラリア症の予防(犬・猫)
蚊が媒介する寄生虫です。子虫は血液や組織の中に、成虫は心臓に寄生します。予防薬を蚊の発生から一ヶ月後に飲み始め、蚊がいなくなってから一ヶ月後まで服用します。
当院周辺では5月~11月まで服用していただくことが多いです(蚊の発生状況により異なります)。
予防薬の発達とオーナーさんたちの意識向上により、近年での発生は少なくなっています。しかし、予防を忘れてしまったことにより感染してしまう例を当院でも経験しています。

猫のフィラリア症予防・・・猫はフィラリアの好適宿主ではないので、体内に入ったとしても成虫にまで成長する確率はそれほど高くはありません。現在、日本国内での猫の感染率は10%以下とされています。しかし、感染した場合、無症状の場合もありますが、突然死、咳、呼吸困難等の症状が現れることがあります。室内飼育と室外飼育で発生率に差はないとされていますので、室内の猫でも注意が必要です。猫の予防はスポット・オン製剤で行います。

☆ノミ・ダニの予防
スポット・オン製剤もしくは内服薬での予防ができます。当院周辺では4月~11月の予防が主流ですが、通年での予防をお勧めします。最近では、同時にフィラリア症の予防をできるお薬もあります。

 

 

 


 

 


☆不妊・去勢手術
ワクチンが終わってから、生後6カ月以上で行うことができます。
成長に合わせて時期を決定していきますので獣医師とよく相談しましょう。手術を行うメリットは疾病の予防(♀:子宮蓄膿症、卵巣腫瘍など ♂:精巣腫瘍、前立腺疾患など)です。

ワクチンに含まれる疾患やフィラリア症は罹ってしまうと特効薬がありません。ノミやダニは犬・猫だけでなく人にも疾患を引き起こすことがあります。予防に勝る治療なしと言いますが、一緒に楽しく過ごすためにもしっかりと予防してあげてくださいね。

こうべどうぶつクリニック 外観

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